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海の危険生物 オニカサゴ 刺されたらこんなに腫れた

あの日は、ボート釣りでエビを餌に一つテンヤで真鯛狙いだった。海は穏やかで天候は曇り。この後の恐ろしい事件に巻き込まれるまでは、誰も気づく事はなかった重大な過ちを犯す。

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豪華にエビを餌に、ユラユラ揺れる船上から一つテンヤをエメラルドグリーンの海中に沈める。しばらくするとツンツンと竿先が海へむかって引き込まれる。真鯛のあたりではないなと引き込み具合を見てわかる。青物でもない、弱いが何かいるだろうという竿先に感じ、海上へとリールを巻き上げる。


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そして上がるこの小さくてもインパクトある可愛いこの魚。真っ赤な色と怒ったような面構えが特徴的だ。やばい雰囲気満載でしたが、名前がわからず、同船した友人が「それ、オニカサゴですよ。刺されるとヤバイやつですよ。」と興奮気味に言っている。魚の名称を知っているから調子づいているのか、本当に危険だからなのか、やや興奮気味であった。流石に手では処理できない容姿なので、魚を掴むフィッシュグリップで掴み記念撮影をする。

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インスタ映えの最高の一枚を取ろうとやや斜めに持ち、空と海と魚の比率を探りながらレイアウトを探りながら、やや斜めに持ち上げた瞬間、フィッシュグリップから滑り落ちて、オニカサゴ ローリングアタックを右手と両膝にくらう。小さく針で刺したように少し血が出ていたが、痛くもない。友人が「口で血を吸った方がいいですよ」とアドバイスくれたので、右手は血を吸って出しておいた。膝は届かないので。。。でも、ただの擦り傷じゃんということで、海水で洗い船上に堕ちたオニカサゴ を海へリリースしてまたの再会を願う。刺されると痛いなんて、全然大丈夫じゃない?と思っているとジンジンと右手が痛くなってくる。でも、耐えれないほどでもなく釣りを続行し、素晴らしい1日を終えて帰宅。


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早朝からの疲れか、その日はやや早い目に酒に酔い寝てしまった。深夜に悪寒で目がさめる。ヤバイヤバイなんかヤバイと曇りに関わらず、日焼けが度を過ぎたのかそこらじゅうが暑くて痛い。朝起きると日焼けとオニカサゴ に刺された場所が真っ赤に腫れ上がっている。

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3日くらいで治るやろと思い病院にはいきませんでした。タイムラインとしてはこんな感じです。

土曜 オニカサゴ に刺される
日曜 日焼けとオニカサゴ に刺された箇所が腫れる
月曜 膝がだんだん曲げると痛くなる
火曜 歩行が困難なくらい膝が痛む、毒と血が溜まる感じ
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水曜 耐えれず病院行きたいけど、仕事でトラブル
木曜 ややひいいてきてる感じがする
金曜 痛くてたまらないので会社早退
土曜 だいぶ痛みが引く
日曜 もう大丈夫な気がするので様子見
月曜 膝に顔できる!?

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オニカサゴ のサイズが小さく侮っていた。友人が言っていた「それ、オニカサゴですよ。刺されるとヤバイやつですよ。」が現実となりました。インスタ映えする写真なんか撮らなければよかったと、改めて海という大自然の脅威を痛い思いをして実感致しました。危ない生物に刺されたら、病院に行くべきでした。今度からはそうしようと深く反省しました。

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ただ、オニカサゴ は絶品らしく持ち帰って食べればよかったとも反省した。アクアパッツァにすれば、白身で絶品なようだ。白ワインと一緒に。残念。。。