iDeCo:個人型確定拠出金を始めることにしました。老後2,000万円の不安を煽ってくる国に乗っかって毎月最低限の5,000円から始めます。手続きに2か月くらいかかるので、手続きをしたことを忘れたころに、指定した運営管理機関から冊子や登録情報などが送られてきます。毎月積み立てていく年金替わりで、節税にいいしか理解せず始めたので、より具体的に内容を把握するために、登録情報などと一緒に送られてくる冊子「加入者・運用指図者の手引き」をじっくりと呼んで、ポイントだけ抜き出してみた。これから長い年月積み立てていくので、運用途中に変更できることって何?が重要かと思うので、そこに焦点を当てて冊子を読んでみました。
掛け金を引き落せなかった、あとで払える?
口座振替日は、月1回のみです。後日、再振替や振込による掛け金の納付はできません。
月払いで登録しているので、月々の引き落とし日の27日に口座にお金がなければ、その月の掛け金は引き落としされず、その月の掛け金は拠出されません。つまり、その月を逃すともう帰ってこない過去のものとなってしまうシビアな制度です。お金がない場合は、引き落とされないから大丈夫と思っていても、しっかりと手数料105円を取られてしまうので、毎月ちゃんと掛け金を積み立ることで手数料負けしないようにしないといけないので、残高不足にならないように注意が必要です。
毎月に掛け金は変更できる?
1年(12月分の掛け金から翌年11月分の掛け金の間)に1回行うことができます。
変更したい場合は、「加入者掛金額変更届(K-009)を運営管理機関に提出」
1年に1回変更できるので、翌年の自分の家庭の状況を考えて毎月の金額を限界の23,000円までに変更することを将来考えようと思います。子供が大きくなるにつれ、すぐに手配できるキャッシュを残しておく必要があるので、今から限度額まで毎月積み立てるのには余裕がありません。まずは、始めることを大事にして、5,000円で状況を見ながら運用していきたいと思います。節税額は、年60,000円の掛け金にで所得税(20.42%)12,252円、住民税(10%)6,000円で、合計18,252円の控除になります。5,000円ではかなり少額の節税となるが、毎月23,000円の場合は、合計83,959円の節税になるので、家庭の収支バランスをみて、掛け金の増減は検討していきたいと思います。太陽光発電の収入も今後あるので、掛け金に回して節税していくのも一つの方法かなと思っています。
投資先は途中から変更できる?
運営会社は、SBI証券を利用、iDeCo :個人型確定拠出金 をやっており、投資できる商品は83件あります。iDeCoの開始手続きをする際に、どの商品にするかを決めて、いくつか選択して割合を決め、申し込みます。商品A、B、C、Dを選択したら、全部で100%になるように割り振り、分散投資にも有効です。手続きで決めた商品は以降、変更できないわけでなく、手続き完了後に管理画面が提供されます。その管理画面から商品の変更、割合を再度決めることもできるので、NISAや積み立てNISAのように手軽に変更できます。
私は手続き時に外国株式を選択していたと思ったが、誤って外国国債を選択していたのに気づき、慌てて管理画面より、変更をしました。掛け金が少ないので1点買いで、手数料の安い「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」を100%にしています。投資先もアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど大手が中心となるので、安心できるかなと楽観的な考えですが、ドルコスト平均法で粛々と積み立てていきます。